介護写真家 小栗 啓吾さん

新しい生き方インタビュー
プロフィール

小栗啓吾さんは1978年生まれ。
静岡県浜松市在住。
介護福祉士として民間病院で働きながら、介護写真家として活躍しておられます。

介護写真家とは?

私は約15年間介護福祉に携わってきました。

特別養護老人ホームやデイサービスで勤務した後、現在は病院の「介護士」として働いています。

仕事をしている中で「大好きな介護に恩返しがしたい!」という想いが強くなり、現役介護士のポートレートを撮影することにしました。

キラキラと輝いている現役介護士の方々を撮影し、多くの方に見て頂くことで介護業界を明るくしていきたいと思っています。

現役の介護士である私が、同じ目線で介護士の方の姿を撮影することで、「見えないところに光をあてることができる」のではないかと思います。

介護業界の課題について教えて頂けますか?

介護業界で1番の問題は、「新人介護士の育成不足による質の低下」だと思います。

私は介護の専門学校を卒業した後、介護職として働き始めましたが、20代で正規職員で介護職に就いても、低賃金の割に責任が重大な仕事のため、30代までには離職する人が多いように思います。

このために介護施設では、正規職員の介護士が慢性的に不足しています。

すると更に個人の仕事量が増えてしまい、新人介護士の育成まで手が回らないことが現状です。

最低限の技術は伝えることができても、長いスパンで「介護士としての心構え」を伝えることが難しくなります。

介護士個人においても、常にスキルアップする姿勢が必要です。

介護士のイメージについて教えて頂けますか?

「介護士」のイメージは、仕事が大変とかきついとかネガティブな印象が強いです。

もちろん、間違ってはいないのかもしれませんが、これから介護士を志す方々また、現在介護士の方々にとっては考えさせられるイメージです。

以前、同僚との会話の中で、介護士のイメージについて話になった時「介護士をカッコいいと思ったことは一度もない」と言っていた同僚の言葉が印象的でした。

写真を通じてどのようなことを目指されていますか?

この様な負のイメージをどのように払拭していけば良いかと私なりに深く考えました。

まず自分に出来ることとして、これから介護士を志す方また現在介護士として働いている方の育成のために、介護士としての経験をブログで伝えて行こうと思いました 。

直接技術を伝えることができなくても、『介護士としての心構え』は、伝えることができると思ったからです。

また、「自分が介護士のイメージを変えなければ!」という強い衝動に駆られました。

それが長年介護業界に携わらせていただいた、自分の恩返しでもあると思ったのです。

自分にしかできない恩返し…

それが、「カッコいい介護士の写真を撮る!」ということでした。

写真を見て、いろいろな方に介護士に興味を持ってもらい、また、介護士を志すきっかけになってもらえたら幸いです。

カッコいい介護士を撮り続け、介護士のイメージがよりポジティブなものになれば、介護業界の未来は、より明るくなると信じています。

この活動で介護士の資質向上、介護士不足の解消、最終的には、世間の方たちに少しでも介護士の現状を知ってもらうことによって、賃金や労働条件の改善のきっかけに微力ながら力になれれば、と思っています。

働いていて良かったと思う場面はどういった時ですか?

仕事をしていて一番嬉しいと思うのは、患者さんに「ありがとう」と言って頂いた時です。

普段仕事してて、介助後に不意に「ありがとう」って、言葉を頂けると、それだけで「介護士やっててよかったな〜」と思います。

人生で大切にしていること

こういった活動も自分が「楽しい」ということを大切に考えてやっています。楽しくないと続かないので。

今後は介護士のインフルエンサーとして活躍していきたいと思ってます。

また、自分の中で今後の大目標があります。

それは、ニューヨークで介護写真家として個展を開催するということです。

自分の活動が、介護士という仕事に興味を持っていただけるきっかけになればいいなと思っています。

写真撮影について

Q.撮影料金は、かかるのですか?
撮影料金は、いただいておりません! (現役介護士の方限定)
なお、撮影したお写真は、SNSや写真展で使用させていただきます。

Q.撮影した写真は、もらえますか?
はい!差し上げます!
写真共有ファイルでのお渡しとなります。

Q.撮影時間は、どのくらいかかりますか?
おおよそ1時間です! (打ち合わせ30分、撮影30分)

Q.静岡県外在住ですが、撮影してもらえますか?
日程が合えば、全国どこでも行きます!

Q.男性ですが、撮影してもらえますか?
男女関係なく、介護士であれば撮影させていただきます!

Q.撮影の時の服装やメイクは?
普段の服装で大丈夫です!メイクについては、ご本人でお願いします。

小栗さんのブログより引用(2019年9月12日現在 上記内容については変更の場合がありますので、詳細は下記よりお問合せください。

介護写真家 小栗 啓吾(おぐり けいご)さん

E-mail
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小栗さんお勧めの本


「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」 西野 亮廣 (著)

編集後記

「どうやったら周りの人に喜んでもらえるか」

「介護士の方の笑顔の写真をとることで、その方が職場で嫌なことがあったときにそれを見て、また頑張ろうと思ってもらえればいいなと思う」

小栗さんの言葉は仲間である介護士の方への愛で溢れていました。

介護士として働く喜びを本当に理解しておられるし、働くことに附随して発生する様々な感情をご自分でコントロールすることができる方だなと感じました。

その様な経験を経て、介護士として働く仲間に喜んでもらいたいという強い気持ちが、介護写真家という活動に表れているのだと思います。

日本は超高齢化社会という課題先進国です。

そのような社会の中で、介護士の方は必ず足りなくなります。

介護士の方の待遇改善、特に介護士として働く喜びについて考えていくことは本当に大切なことであり、日本が世界に輸出することのできるすばらしいアイデアになりえると思います。

小栗さんの写真がどんどん増えて、ニューヨークでの個展という夢が叶うことは、大げさですが日本のアイデアを知ってもらうという意味で、とても意味のあることだと感じました。

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