『多様性について考える』at 滋賀県東近江市（終了しました）

このイベントは終了いたしました。
今回は定員いっぱいの１０名での開催となりました。
多様性という少し難しいテーマでしたが、たくさんの意見が飛び交う素晴らしいスタディーサークルになりました。
参加者の方からは３時間があっという間だった。もっと話をしたかったという声も頂きました。
スタディ―サークル終了後も話が尽きず、参加者同士で話あう姿を見て、スノックがスタディ―サークルで目指す「横のネットワーク」も育まれたように感じました。

スノックではスウェーデンの「スタディサークル」を参考に、参加者同士がゆるやかにつながる「学び合うコミュニティ」を創りを目指しています。

スノックの「スタディーサークル」は、「学ぶ」ことそれ自体が「生きる喜び」であるというスウェーデンでの生涯学習の考え方をベースにしています。

「スタディーサークル」では先生はおらず、参加者が「対等な立場」で「積極的」に学びの場に関与することで、相乗効果を生みながら学び合います。

今回は「多様性（ダイバーシティ）」というものについて、考えていきたいと思っています。

私達は「自分と同じ考え方」の人を無意識に好むと言われています。その方が楽だし、自分の考えに自信がもてます。

大半の人は、自分と違う価値観を持つ人を「脅威」であると捉え、その人を排除する方向に働きかけます。

この考え方は「他者への寛容さ」を低下させ、めぐりめぐって自分自身を苦しめることに繋がります。

また、これからの時代は様々な視点を縒り合わせて、意見の異なる他者とともに合意形成を目指すことがより一層求められます。

その際にまず大切なことは、「色んな人がいてる方がいい」と心の底から思えるかどうかだと思います。

ただ、私達にとって「色んな人がいてる方がいい」と考えることは当たり前にできることではなく、自ら学んで理解を深める必要があるのではないでしょうか。

今回は、新しい読書法として注目されている「アクティブ・ブック・ダイアローグ」という手法で「多様性」に関する本をテーマにしながら、対話を深めていきます。

「アクティブ・ブック・ダイアローグ」では、あらかじめ本を購入したり、読んでくる必要はありません。

本を「分担して読む」→「まとめる」→「発表・共有する」→「気づきを深める対話をする」というプロセスを通し学びを深めていきます。

参加者全員がアクティブに参加することで、本への理解が深まり、濃い対話生まれます。

【スタディサークルの流れ】
14:00　　参加者自己紹介/アイスブレイク
14:30　【サマライズ】分担して読む・まとめる
15:00　　フィーカ（休憩）
15:20　【リレープレゼン】発表
15:40　【ギャラリーウォーク】それぞれでの振り返り＆共有化する
15:50　【ダイアローグ】気づきを深める対話をする
16:30　　スタディサークルプランニング（次回のテーマを話し合います）
17:00　　終了

▮開催日時：２０２３年４月２９日（土）１４：００-１７：００　
▮開催場所：cafe HAPPY TO DAY　滋賀県東近江市東中野町５－２１中野ヴィレッジハウス内
▮参加費：1500円（ドリンク代込み）
▮定員：１０名
▮参加対象：どなたでも
▮持参するもの：特にありません。教材等はこちらで準備します。