今回は現地参加12名・オンライン2名の計14名で開催いたしました。
今回は世界で最も非生産的な会議「高等遊民会議」世話人である、杉原学さんからオンラインで話題提供を頂きながら、学びました。
杉原さんの話題提供動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=v3pjg6pA0g4&t=2416s
▮開催日時:2023年10月14日(土)14:00-17:00
▮開催場所:枚方市総合文化芸術センター マルチスペース2
※今回はオンライン参加も可能です
▮参加費:500円
▮定員:15名
▮参加対象:どなたでも
▮持参するもの:特にありません。
▮参加申込:こちらのフォームからお願いします。
スノックではスウェーデンの「スタディサークル」を参考に、多様な参加者同士が互いに学び合うピアラーニングの場創りを目指しています。
スノックの「スタディーサークル」は、「学ぶ」ことそれ自体が「生きる喜び」であるというスウェーデンでの生涯学習の考え方をベースにしています。
「スタディーサークル」では先生はおらず、参加者が「対等な立場」で「積極的」に学びの場に関与することで、相乗効果を生みながら学び合います。
このスタディ―サークルでは、「みんなの幸せを自分ごととして考える」ということをテーマに、「人生で本当に大切なコト」を学ぶということを目標にしています。
今回のテーマは
『私たちはなぜ「未来への不安」に囚われてしまい、「今を生きる」ということができないのか』
ということについて考えていきたいと思います。
アジア系ルーツの人々は、「不安遺伝子」の保有者が世界でも群を抜いて多いと言われています。
不安遺伝子が多くなった理由としては諸説ありますが、災害が多発する環境で、何世代にもわたって災害を経験する中で、不安遺伝子をもつ人の割合が増えていったという説が有力です。
近年、生きづらさを感じる人が増えてきていると言われ、その理由の一つに「過度な未来への不安」というものが、原因となってしまっている様に感じます。
一方で、「未来への不安」が、「危機に先手を打って対処する」ということを可能にしている側面もあり、それが生物として生き延びることにも繋がっています。
では、この「未来への不安」と「今を生きる」とのバランスを、どのように取っていけば良いのか。
「ほどよい未来への不安」と「過度な未来への不安」はどこにラインがあるのか。
「今を生きる」ということはどういうことなのか。
今回のスタディ―サークルは、このようなことについて考える機会になればと思っています。
今回は、世界で最も非生産的な会議「高等遊民会議」世話人である、杉原学さんに話題提供を頂きながら、考える場を作りたいと思っています。
杉原さんは「人間の個人化と未来への不安」という論文の中で、
「未来への不安」は「現在を生きられない人間」を生み出し、私たちは「未来による現在の支配」という事態に陥ってしまっていると指摘しておられます。
また、「未来への備え」が「貨幣の獲得」という形で行われ、そのことが私たちの「現在」を蝕んでいるともおっしゃっておられます。
そういったジレンマから、私たちはどのようにすれば抜け出せるのか。
そのために私たちは何を考えていく必要があるのか。
様々な世代の方が参加するスタディ―サークルという場で、それぞれの経験を元に考えていきたいと思います。
今回は杉原さんにはオンラインでご参加頂く予定となっております。
参加者の皆さんには会場にお越し頂き、皆さんでお話できればと思います。
▮開催日時:2023年10月14日(土)14:00-17:00
▮開催場所:枚方市総合文化芸術センター マルチスペース2
※今回はオンライン参加も可能です。
▮参加費:500円(ドリンク代込み)
▮定員:15名
▮参加対象:どなたでも
▮持参するもの:特にありません。
▮参加申込:こちらのフォームからお願いします。
NPO法人スノック代表。大阪府枚方市在住。
最近は畑を借りて、野菜作りに邁進する日々。
野菜作りなどに興味ある人募集中!
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