▮開催日時:2023年3月18日(土)14:00-16:00
▮開催場所:大阪府枚方市村野西町5-1 サプリ村野NPOセンター 202号室 ※駐車場無料
▮参加費:無料
▮参加対象:中学生以下のお子様とご家族
(子供さんだけの参加や、大人だけの参加も大歓迎です。)
▮定員:10ファミリー程度
▮参加申込:こちらのフォームからお願いします。
このイベントは終了いたしました。
今回は小学生9名、高校生3名、大人5名の計17名で開催しました。
5名~6名ごとに分かれて、「てつがくおしゃべりカード」を使用して対話をしました。
驚いたのは小学生の子供たちの真剣なまなざし。
どんなことを話したい?と聞いたところ
「なぜ生きるのかを考えたい」
「自分が嫌いな人がいじめられていたらみんなはどうする?」
というような意見がぞくぞくとでました。
時間が経つにつれて場がどんどん白熱してきて、2時間という時間はあっという間に過ぎてしまいました。
答えの無い問いについて対話を繰り返すことで、私達は他者と自分の意見の違いについて気づき、人の意見を尊重したり、人の意見に興味をもつことができるようになるだと思います。
今回の様な活動を通じて、世の中に対話が増え、より良い未来を創造することに繋がればと思います。
NPO法人スノックではスウェーデンのスタディサークルを参考にし、「学び合いのコミュニティ」作りをしています。
皆さんは「こども哲学」という言葉はご存じでしょうか?
「こども哲学」とは、哲学的なテーマについて「こども同士」や「大人とこども」が一緒になって考え、語り合う活動のことを言います。
「こども哲学」はヨーロッパやアメリカをはじめアジア、アフリカなど、世界中のさまざまな国で行われています。
こどもたちがより良い人生を歩むためには、「自分はどのような人生を歩みたいのか」、「自分にとって幸せな生き方とは?」などという問いについて、自分自身で答えを出すことが求められます。
このような「とても大切だけど、答えのない問い」に向き合う為には、「自分で考える」ということがとても大切です。
一方で日本では「自分で考える」ということよりも、「準備された答え」をひたすら暗記するという学習方法が未だに根強いのではないでしょうか。
今回はオランダ人ファビアン・ファンデルハムさんが作った「てつがくおしゃべりカード」を使用してワークショップを開催します。
ファビアンさんは児童書の作家であり、哲学者でもあり、小学校の教師でもあります。
ファビアンさんは、子どもと哲学をするために、また教師や親が哲学会話を始められるようにと、このカードを開発しました。
今ではオランダの小学校に広く普及して、多くの子どもたちがこのカードを使っています。
カードには、真実・時間・友情・アイデア・平等・自由など、さまざまな哲学的テーマを引き出す問いが、可愛らしいイラストと共に書かれています。
これらのテーマはシンプルながら抽象的で奥深く、大人でも正解を簡単に出せないような難題です。
このような大人でも答えが出せない問いについて、「自分なりの答えを出す」ということは、こども達にとって「自由に考えて良いんだ」という経験に繋がります。
今回のルール
1.何を言ってもいい。
2.人の言うことに対して否定的な態度をとらない。
3.発言せず、ただ聞いているだけでもいい。
4.お互いに問いかけるようにする。
5.知識ではなく、自分の経験にそくして話す。
6.話がまとまらなくてもいい。
7.意見が変わってもいい。
8.分からなくなってもいい。
(梶谷真司著『考えるとはどういうことか』2018年9月刊、幻冬舎新書 より)
【サークルの流れ】
14:00 ルール説明&参加者自己紹介
14:30 カードについて対話
15:00 フィーカ(休憩)
15:20 カードについて対話
15:50 全体での振り返り&共有化する
16:00 終了
※「フィーカ」とは、コーヒーやおやつをたしなみながら、会話やゆとりの時間を楽しむことで、日々に豊かさを取り入れるスウェーデンの習慣です
▮開催日時:2023年3月18日(土)14:00-16:00
▮開催場所:大阪府枚方市村野西町5-1 サプリ村野NPOセンター 202号室 ※駐車場無料
▮参加費:無料
▮参加対象:中学生以下のお子様とご家族
(上記に該当しない方で参加希望される方は下記フォームよりご相談ください)
▮定員:10ファミリー程度
▮参加申込:こちらのフォームからお願いします。
NPO法人スノック所属。大阪府枚方市在住の40代。
趣味はタッチラグビー・野菜作り・北欧の照明
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