この読書会は終了いたしました。
今回は9名で開催いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました!
読書会で作成したJamboard
<開催日時>
2022年12月18日(日)19:00-21:00 読書会をGoogleカレンダーに追加
<参加費>
無料(※オンラインソフトZOOMを使用します。)
<テーマ本>
ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す
著者:山口 周
<内容>
私たちの社会がいま、大きな「転機」に差し掛かっていることを疑う人はいないでしょう。しかし、ではどうすれば、この「転機」を前向きに乗り切れるのでしょうか。
さまざまな経済・社会指標は、私たちがここ一〇〇年で素晴らしい進歩と改善を成し遂げたことを示しています。よく言われる「低成長」は、そのような達成の末に私たちが「成熟の明るい高原」に向かっている結果、必然的にもたらされた状況であり、なんら悲しむべきことではないというのが筆者の考えです。
さらに、21世紀を生きる私たちの課せられた仕事は、過去のノスタルジーに引きずられて終了しつつある「経済成長」というゲームに不毛な延命・蘇生措置を施すことではないといいます。では、私たちは現状をどのように受け止めた上で、未来に向けた第一歩を踏み出すべきなのでしょうか。
筆者は、資本主義の過去、現在、未来を冷静に分析し、人間が人間らしく生きるために本当に必要とされるべきは、どのような「社会システム」であるべきなのかを真剣に考え続け、同書を書き上げました。
これは、それらを実現するために、私たちは何をすべきなのかを問うた、これまでにない「資本主義」論です。
<読書会の流れ>
①自己紹介
②皆さんがどの様に感じたかや思ったことについて、順にお話して頂きながら、みんなでそれについて質問や意見を交わして頂く。
③本日の感想や感じたことを考えて、共有する。
<参加申込>
参加申し込みは下記ページからお願いいたします。
お申込みページはこちら
※中止や変更のご連絡をさせて頂きますので必ずメールアドレスを記入してください。
<ファシリテーター>
NPO法人スノック スタッフ 玉川 泰行
今、世界で何が起こっているのか、これから、何処へ向かうのか、歴史的な視点で、前向きな可能性を展開している本です。皆さんとこれからの社会の可能性についてお話出来たらと考えています。
この読書会では事前に本を読んできて頂くことを前提としていますが、その準備時間が自分にとってとても大切な時間だと実感しています。
普段出会わない様なバリエーションに富んだ人との出会いを楽しみましょう。
ご参加お待ちしております。
<詳細>
スノックでは読書会というコミュニティが
「学び続けることを学ぶ場」
「バックグランドの異なる人との出会いの場」
の場になればと考え、定期的に読書会を開催しています。
「テーマ本」を毎回設定いたしますので、事前に読んできて頂き、その本について参加者で意見交換していくという形式です読書会に参加される前に本を読み、自分がどう感じたのかを考える時間こそがもっとも貴重だと感じています。
定期的に開催しておりますので、本を読むという習慣を作りにも利用して頂ければ嬉しいです。
このページの下部にコメント欄があります。
「ビジネスの未来」を読まれての共感した個所や疑問に感じたところなど、簡単に書いていただけないでしょうか。
匿名でも構いませんので、思いつくまま、気軽に書いていただけたらと考えています
よろしくお願いします。
※宗教勧誘や営利目的の方の参加はご遠慮ください。
※ご不明な点あれば、お気軽にお問い合わせください。
<NPO法人スノックについて>
大阪府枚方市を本拠地として活動している非営利団体です。「 人生100年時代の働くに伴走する 」ということが社会の持続性につながると考え、情報発信や考える場を提供していきます。
大阪でシステムエンジニアをしています。
大きな「転機」にある現在、世界で何が起こっているのか、これから、何処へ向かうのか、皆さんと一緒にお話し出来るのを楽しみにしています。
コメント
「未来のためにいまを犠牲にする」から「いま、この瞬間の愉悦と充実を追求して生きる」への転換はとても魅力的ですが、皆が「いま、ここ」だけの愉悦や衝動に身を任せるようになっても、本当に社会は大丈夫なのでしょうか?
「経済成長とテクノロジーの力によって物質的貧困を社会からなくす」というミッションは終わった。低成長は悲しむべきことでない。」と書かれていて、とても納得できるのですが、何故、政治家や学者、官僚の皆さんは経済成長が絶対であるかのような話しかしないのでしょうか?とても疑問です。