先駆的に取り組む
NPOが持つ役割として大切なもののひとつに、「社会問題解決に対して、先駆的に取り組む」ことができるということができるということがあると思います。
NPOは行政・企業とは異なるセクターに存在するという意味で、”voluntary sector”(ボランタリーセクター)とも言われます。
これはイギリスで良く使われる概念の様ですが、「無償奉仕」という意味ではなく、自分達以外の指示や力によってではなく、自分達がやらなければならないと思ったことを、「自発的」にやるセクターという意味があります。
行政は「全体の奉仕者」という縛りが大きく、平等・公平であるという必要があります。
また企業は利潤追求が目的でありサービスの対価性が求められます。
「やりたいから」やる
一方、NPOは自分達が「やりたいから」という理由で迅速にサービスに取り組むことができます。
この様にNPOが個別に大切だと思うことに取り組むことで、今までにないイノベーションが生まれる可能性は大きいと考えます。
独創的・個性的に働く
またNPOにはそこに携わる人に独創的・個性的な働き方を提供する場でもあると思います。
会社の中では様々な前例や関係性があり独創的・個性的な働き方はなかなかできない部分も多いと思います。
自分の人格の大部分は今の会社に馴染んでいるけとも、残りの2割~3割の人格の部分は、他の世界で自分の価値観を最大限発揮して、独創的に生きたいという人もいてると思います。
その様なときにNPOに様々なかたちで携わることは、「自分の人生をデザインする」ということにも繋がるのだと思います。

NPO法人スノック所属。大阪府枚方市在住の40代。
趣味はタッチラグビー・野菜作り・北欧の照明
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